柔道の全国大会廃止について思うこと

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先日、柔道の小学生全国大会が廃止されることが発表されました。

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柔道に限らず、スポーツと言えば競うことが当たり前で、勝利を目指すためには厳しい練習や暴言暴力など多少の犠牲もやむを得ない、という考え方が我々親の世代は当たり前でした。

しかし、記事にもあるように行き過ぎた勝利至上主義やそれを後押しする指導者や保護者の姿勢などが子どもの成長のためにならないと判断されたため、今回の英断につながりました。

また、全柔連の山下会長はインタビューの中で、

「これは指導者の問題だけではない。

試合に勝つことばかりを評価する日本社会の問題でもある。

子どもたちにはのびのびと柔道をやってもらい、魅力を実感してもらいたい。柔道を好きになってもらいたい」

と述べられています。

おそらくこの流れは他のスポーツにも広まると思われます。

私は個人的にとてもいいことだと思います。

実際、私が中学教師時代にもこのような場面がありました。

・過度の練習により膝や腰をケガする子

・指導者に怒られすぎてそのスポーツを嫌いになってスポーツをやめる子

・指導者や親の顔色ばかり伺ってプレーする子

・部活推薦で高校進学させたいために顧問にクレームを言う保護者

スポーツは本来、本人が楽しむものです。

それを周りの大人が勝たなきゃいけない、なんで頑張らないんだなどとやかく言い過ぎるのです。

え、じゃあ何のためにスポーツやらせてるの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

保護者の皆様に考えてほしいことはただ一つです。

「スポーツを通してこの子はどうなってほしいのか?」です。

オリンピックを目指すために勝ちにこだわるというのも一つの考え方であり、否定するつもりは毛頭ございません。

ただ、周りがやっているから、将来の部活のためにという考え方で本人の志向に合わないスポーツを選ぶと子どもが辛い思いをしてしまいます。

ぜひ、子どもの将来の姿を思い浮かべて、ご助言してあげてください。
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