令和時代に子どもたちに備えてほしい〇〇力!

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こんにちわ!幸田町の総合スポーツ教室「ハピネス・スポーツクラブKOTA」のあゆむ先生です!

前回の記事(運動を通して身につく〇〇能力!)はご覧いただけたでしょうか?

まだの方はこちらからどうぞ!

子どもたちがこれからの時代を行く抜くために重要なのは「非認知能力」。

その中でも、これからの変化が激しい令和時代に子どもたちに備えてほしい最も大事な力が「やり抜く力」です。

やり抜く力とは、長期の目標に向け情熱と忍耐とスタミナを持ち続けて一生懸命に取り組みその夢を実現すること 短距離走ではなくマラソンを走るように生きることと表現しています。

スポーツ選手しかり、経営者しかり、世の中で成功している人はこの「やり抜く力」を必ず持っています。

やり抜く力は別名「GRIT(グリット)」と呼ばれています。

その頭文字は次の意味を持っています。

・度胸(Guts):困難に挑み、逆境にたじろがない勇気

・復元力(Resilience):挫折から立ち直る力

・自発性(Initiative):率先して物事に取り組む力

・執念(Tenacity):どんなことがあっても物事に集中しつづける能力

これらを育てるために親ができる大事なことは3つあると私は思います。

①枠に囚われることなく様々な経験をさせる

子どもには運動やスポーツだけでなく、読書や自然体験など様々な経験をさせましょう。様々な運動を経験するなかで、豊かな感性や興味関心が生まれてくるはずです。

幼少期にそのような経験をすることで、子どもは自分の好きなこと、やってみたいことが分かってきます。幼少期でしたら、多少嫌がってでもいろいろな経験をさせてみましょう!

②成功体験を積める機会を作る

小さな「できた!」という機会を積み重ねていけるようにサポートしていきましょう!

例えばなわとび10回跳ぶという目標を立てた場合は、まず同じ場所で10回連続ジャンプしてみる。最初は1回2回だったのが、4,5,6回と増えていくことで自信がついてくるはずです。

次に片手でなわを持って体の横で10回まわす練習、、、。という風にスモールステップでできたという成功体験を積み重ねてほしいと思います。

ここで一つ注意ですが、成功の前には必ず「失敗体験」をすることが重要だと個人的に思います。最近の子どもたちの様子を見てみると、やる前から「できない」「無理」と言ってしまう場面が多く見られるようになりました。(うちの子もそうですが(汗))

それはもしかしたら、「失敗体験」が少ないからかもしれません。今の時代は親にも時間がありませんから何でもすぐに先回りをして手を出してしまいます。そうすると、成功はするけど失敗したことがないので、「やったことがない」「初めて」の体験に強い抵抗感が生まれてきてしまいます。

お子様がやる前から「できない」「無理」と言ってしまうとしたら、もしかしたら手を出しすぎてしまっているからかもしれません。

③何を挑戦したいのかは自分で決める

幼少期のうちから自分の言葉に責任を持つという習慣をつけることは大事なことです。前述のとおり、親はなんでも先回りしがちです。「これをやったら危ない」「こっちに行ったら大変」など心配が表立ってしまいます。しかし、その癖がつくと、「親の言うことを聞いておけば安心だ」という思考習慣が身についてしまいがちです。

実際、私が中学校教員時代に見てきた中で最近目立ってきたのは、「先生や友だちの言う通りにする子どもたち」です。一見すると手がかからなくて良さそうですが、行事や部活、自分の進路でさえも自分の意志で決められない生徒が年々増えてきています。それは幼少期や小学校時代から親や先生方がなんでも先回りして失敗しないように手を出しすぎてきた弊害だと私は考えています。

なので、子どもの意志を尊重して挑戦することをサポートする(失敗すると分かっていても)ことが大事だと思います。

ただ、挑戦することは柔軟に変えてもいいと思います。子どもは興味関心がたくさんあります。一つにとらわれず、好きなことだから頑張れるので、大人も一緒に様々なことに挑戦してみてください!

そして挑戦したことは最低でも1年間は子どもを励ましながら頑張りましょう!「1年間続けた!がんばった!」というのも成功体験・自信になります。

才能は育てることは出来ませんが、やり抜く力は育てることが出来ます。
ぜひこれらのことを意識して、お子様の非認知能力を育ててほしいなと思います。

 

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