運動が苦手な子どもの3つの共通点

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こんにちわ!幸田町の総合スポーツ教室「ハピネス・スポーツクラブKOTA」のあゆむ先生です!

突然ですが、運動が苦手な子どもには共通点があることをご存知ですか?

教員時代から多くの子どもたちを見てきましたが、例外なく運動が苦手な子はこの共通点に当てはまってしまっています。

もし、あなたのお子様がこの共通点のうちどれかに当てはまっているとしたら注意が必要です!

また、たとえ運動がよくできる子どもであっても、どれかに当てはまっているとしたら、ケガをしたり上手になりにくかったりして将来的に伸び悩む時期が必ずきます。

でも、今から対応していけば必ず改善されるので、是非続きを読んでくださいね!

「1.外遊びが少ない」


お子様は家でゲームばかり、動画やインターネットばかりではないですか?

・遊べる公園が少ない
・不審者の増加で子どもだけで遊べない
・寒いから外に出たくない(親も)
・コロナの影響

など、外遊びを妨げる外部の要因もたくさんありますよね。

だけど、外遊びには
①思い切り体を動かせる
②多種多様な動き・遊びができる
③自然を感じる
④遊びの創意工夫をする
⑤同年齢や異年齢と身体的コミュニケーションを図る
⑥社会性を育むことができる

などなど、上げたらきりがないぐらいのメリットがあります。

ちなみに、世の中の成功している経営者やプロで活躍しているスポーツ選手は、子どもの頃、外遊びの達人だった人が多いって知っていますか?
体力もさることながら、創意工夫やコミュニケーション能力が自然と高まっていったからだそうですよ。

「2.体幹が弱い」

 

運動において、体幹はとても重要な働きがあります。

例えば速く走るためには足と手を速く動かさないといけないのは分かると思いますが、その際に重要な働きをしているのは体幹です。
体幹が安定していると手足を同じ動きを素早く何度も繰り返しできますが、体幹が弱いと手足の動きはバラバラになります。

イメージとしては、でんでん太鼓の中心の柄の部分が体幹です。

もしこの中心の柄が柔らかいひものようなものだとしたら回りませんよね?

それと同じことです。

また、体幹が弱いとバランス能力も低くなります。

あなたのお子様が体幹が強いか確認するチェックポイントは

「片足立チャレンジ」です。

ヨガのポーズのように
①両手を頭の上で合わせる。
②上げた足を立っている足の膝横に合わせる

このポーズを作ったらスタートです!
立っている足が動いたら終了ですよ。

目標は

年少…10秒
年中…20秒
年長…30秒
小学生…1分

この目標ができなかったら要注意です!

3.体が硬い

体が硬いとケガしやすくなるばかりでなく、体が思うように動かなくなります。

特に柔軟性でチェックしてほしいのは「股関節」です。
よくあるのは股関節の横の開き(足の裏と足の裏を合わせてひざを地面にゆっくりと近づける)ですが、それよりも足の速さやサッカーのキック力に関係するのは前後のひらきなので
なので、次のように確認してください。

①あお向けに寝て、両脚を伸ばす。
②片方のひざを曲げて、両手で太ももをできるだけ胸に近づける。
このとき、左脚はまっすぐ伸ばしたまま、床につけるように。
③反対の足も同様に。

この時に曲げたひざが胸につかなかったら股関節が硬いので要注意です。

股関節が硬いと速く走れるようになりませんし、サッカーのキック力も上がりません。

対処方法

1.外遊びをしましょう

 

 

できるだけ外遊びをしましょう。
なかなか外に出られないならば、まずは砂遊びや散歩からでも十分です。

外に出たら自然の木や花、風、天気などの話題を出しながら興味をもたせてみるといいですね。

また、最近では遊具や滑り台を怖がって敬遠している子どももいるみたいですが、少しでもいいので、励ましながらぜひ取り組んでみましょう!
ぶつけたり転んだりするのも経験です。
失敗したことが多い子どもほど、上達しますよ(^^)

2.ふだんから姿勢に気をつけましょう

食事をするときやテレビを見るときなど、ふだんから姿勢に気をつけましょう。
気をつけてほしいのが「ソファ」です。
ほとんどのおうちにソファがあると思いますが、ソファは大人も含めて、だらっとしてしまい、姿勢が悪くなります。気をつけてくださいね。

また、公園などで鉄棒にぶら下がらる、少し高い段差からジャンプするなどでも体幹を強くすることができます。公園遊びの参考にしてくださいね。

3.ストレッチ、柔軟体操をする

 

風呂上がりなどの体の血流がいい時に股関節を中心にストレッチをやってみてください。
先ほど紹介したあお向けの股関節のチェックですが、そのまま5秒間ぐらいゆっくりと押してあげるだけでストレッチになります。
それを左右交互に3〜5回繰り返すだけでも硬さは解消されるのでぜひ試してみてください!

まとめ

いかがでしたか?

これらの課題が解決されれば、運動ができるようになるだけでなく、後から技術的にも体力的にも伸びることが期待されますのでぜひ参考にしてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

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