こんにちわ!
幸田町の総合スポーツ教室「ハピネス・スポーツクラブKOTA」のあゆむ先生です!
オリンピックも終わり、夏休み後半戦ですね!
さて、みなさんの中には当クラブを始めとして習い事に通っている方も多いかと思います。
ですが、こんなお悩みありませんか?
「習い事で始めたピアノがあまり伸びない」
「同じタイミングで始めたのにうちの子だけ上達してない?」
「学習塾にも通っているのに成績が思ったように伸びない」
実は、うちの子どもたち(長男2年生、次男年長)もスイミングを習っているのですが、ある時期で全く上達や伸びを感じなくなり、1年以上進級テストに合格しなくてやる気が無くなりかけていた時期がありました。
今日はなぜそのようなことが起こるのか、そんなときに親としてどう対応すればいいのかをまとめました。
ぜひ続きをご覧ください!
なぜ上達が止まるのか
われわれ親は、子どもがスポーツや音楽などで練習をしたら、練習した分だけそのまま伸びていくと考えがちですよね?
イメージ言うと、このようなグラフを思い描きがちです。
しかし、実際は必ず停滞期が来ます。
「練習しても思うように伸びない、成長しない…」
「才能ないのかも…」
と考えがちですが、これは誰しもが経験することなのです。
それを教育学ではプラトー期(停滞期)と呼びます。
大事なのはこのプラトー期の過ごし方や親の対応の仕方です。
忘れていけないのはこのプラトー期を乗り越えると必ず一気に成長するタイミングが訪れるということです。
そのために必要な時期でもあるのです。
逆にこの時期に向いてないからとかもう伸びないから楽しくないといってやめてしまうのはもったいないです。
実際に、私が中学教員時代にこんな生徒がいました。
その生徒は中学3年生になり、行きたい高校があるが成績がなかなか伸びない時期がありました。
本人は毎日コツコツと勉強しているがなかなか成果が出ない時期が続いていました。
私は本人や親に向けてこのプラトー期の話をして、必ず伸びる時期が来るからと励ましていました。
すると、受験直前に成績が伸びて見事第一志望の高校に合格しました!
本人がプラトー期に努力をやめていたらきっと合格していなかったのではないかと私は思います。
では次に、このプラトー期の過ごし方や親の対応の仕方についてまとめてみます。
プラトー期の過ごし方
①プラトー期だと理解して焦らない
親としてはなんとかしてあげたいので焦るかもしれませんが、決して焦らないでくださいね。その焦りは子ども伝播して子どもも焦ったり自信を失ったりして何もいいことはありません。
まずはプラトー期であるということを認識し、親が子どもにプレッシャーをかけないように心がけてください!
②親が楽しんだり興味を持ったりする
子どもが伸び悩んでいるときは親がその習い事を楽しんでいる姿を見せたり、興味を持っている様子を伝えることが大事です。なぜなら伸び悩む時期は楽しみを忘れがちだからです。
うちの子どもたちがスイミングで全然合格しなかった時期はよく家族でプールに遊びに行ってました。決して頑張って特訓するぞ!という感じではなかったです。(特訓に行くぞといっても、結局遊んで終わりということがよくありました汗)
そこで「プールって楽しいな!」と思ってもらってまた次の練習を頑張れるということを繰り返していくといつの間にか合格して進級してその後はするすると進級していきました。
③別の練習方法や種目に取り組むなど違う刺激を入れてみる
いつもと同じ練習ばかりしていると、神経系への刺激が不十分になります。
すると、成長しにくくなるので、普段とは違う練習方法や道具の使い方をしたり、遊びで別の種目に取り組んだりすると、全く別の刺激になります。
すると、神経系が発達するので、成長しやすくなるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
人間誰しもが経験する「プラトー」。これを知っているかいないかでお子様への接し方がぜんぜん違うと思います。
なのでこれからはプラトーが来たらお子様が大きく成長するチャンスだと思って、「ウェルカム!プラトー期!」の心構えを持っておきましょう!
お子様の上達成長でお悩みの場合はぜひ参考にしてみてください!