運動を通して子どもの思考力を育む会話術

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こんにちわ!
幸田町の総合スポーツ教室「ハピネス・スポーツクラブKOTA」です!

今日から12月ですね!
いろんな事があった一年でしたが、最後はいい形で一年を締めくくれるように、しっかり運動して体調管理していきましょう(^^)

さて、今日は「運動を通して子どもの思考力を育む会話術」をお伝えしたいと思います。

お子様の考える力・思考力を育てたいと思っている親も多いと思います!もちろん、私もその1人です(^^)

先日も「運動能力が高い子は学力も高い」という記事を書きました。

こちらです↓

https://happiness-sc-kota.com/%e3%82%bf%e3%83%a1%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b/2020/11/10/400/

とは言っても、「どうやって運動で子どもの考える力・思考力を育てればいいかわからない、、」とお悩みの方も多いと思います。

そこで、私が教員時代にもよく実践していて有効的だった方法かつ、我が家でもよく実践している方法をお伝えしたいと思います!

今日から誰でもすぐに実践できますので、ぜひお試しあれ!

「運動を通して子どもの思考力を育む会話術」

①やり方・方法を聞く

例えば、子どもが跳び箱が跳べたときに「どうやったら跳べたか教えて」とそのやり方を聞いてみてください。

すると、子どもは「思いっきりジャンプしたから」「手で強く押したから」など自分の言葉で説明をするはずです。
もしかすると、「ダァーといって、バァーンってやる!」と長嶋茂雄ばり(古い!)に言うかもしれません。
また、なんにも言えない子もいるかもしれません。

ここで大事なのは子どもが話した言葉でなく、話そうと考えた時間です。その時間に子どもは自身の体験や感覚を思い出し、言語化しようとしているのです。
その時間に思考力が育まれています。
決して、「早く言いなさい!」「何、その説明は!」と問い詰めてはいけません。(分かりづらい場合は「もう一回説明して」と言えばいいだけのことです)

そんなことをしてしまうと、子どもはもう説明したくなくなる=思考力を育むチャンスを逃してしまうことになりますよ。
気をつけましょう!

②理由・根拠を聞く

親や大人は子供の行動や態度などを見て、きっとこうだ、こうに違いないと決めつけがちです。

例えば、サッカーの試合中にゴール前の絶好の場面で、シュートではなく、パスをしてチャンスを潰してしまったときに、

「なんでシュート打たないんだ!(怒)」ではなく、
「どうして、パスしたの?」と聞くだけで、相手が来たかと思ってとかシュートに自信がなくて、と言うかもしれません。

先程も書きましたが、言葉にするまでの時間が思考力を育むゴールデンタイムです。決して叱ったり急かしたりしてはいけません。

私が中学校のハンドボール部の顧問時代にはよく、質問だけのミーティングをしていました。

「あの時、なんでこのプレーをした?」「あの時、どうすればよかった?」と答えられるまで何度も聞きます。(もちろん、怒ってませんよ笑)

はじめはなんにも答えられなかった生徒たちも、繰り返していくとだんだんと答えられるようになり、考えてプレーする癖がつくようになりました。

そこでしっかりと答えられるようになった子達の多くは刈谷高校などの進学校に進学しました。

③結果(アウトプット)ではなく、努力(インプット)をほめる

皆さんは子どもをほめるときに「結果」をほめていませんか?

親や大人がテストの点数やかけっこの順位などの勉強や運動の「結果」をほめると、子どもは向上心を失くし、結果に対してウソやごまかしをするようになるということはご存知でしたか?
これはアメリカなどの教育研究の結果、明らかになっていることです。

教員時代にも、テストの結果が前回よりも良くなかった生徒が「今回は本気じゃなかったしな」「テストの問題が悪い」などと言い訳している場面を何度も見てきました。
これでは、成長につながらないですよね?

こうならないためには、「結果」ではなく、「努力」をほめることが大事です。

例えば、子どもがリレー選手に選ばれたときには

☓「リレーの選手に選ばれてすごいね」→結果(アウトプット)をほめてる
○「毎日、たくさん走る練習してすごいね」→努力(インプット)をほめてる

ということです。逆上がりが出来た、跳び箱が跳べた、足が速いなどの結果ではなく、頑張った過程をほめましょう(^^)

ちなみに、我が家の話で恐縮ですが、小1の長男が夏休みの読書感想画で佳作の表彰をいただきました。

そのときに私と妻で「表彰されてすごい!」ではなく、「ていねいにがんばって色ぬりしたからだね」とほめました。

すると、自信をつけたのか小学校の絵や版画の表彰を2つ立て続けにもらってきました。(先生方、ありがとうございます。)

ちなみにこれは勉強にも全く同じことが言えます。

 

いかがでしたか?

今日からできる内容ですので、ぜひ実践してみてくださいね(^^)

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