スポーツ=辛いもの、厳しいもの?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

○スポーツ=辛いもの、厳しいイメージ?

 

「スポーツ」と聞いて、皆さんはこんなイメージがありませんか?

・辛くて厳しい練習をしなければいけない
・レギュラーと補欠に分かれる
・怖い監督の言うことを聞かなければいけない

なぜなら、昔私たちが経験してきた「スポーツ」がまさにこのようなものだったからです。
しかし、この令和時代にそのイメージを持ったままで、それを子どもに経験させようとすると、上手くいかないばかりか、子どもに辛い思いをさせてしまうことになります。

なぜなら、私たちが子どもの時代の頃とは社会的な環境が全く違うからです。
まとめると、以下の通りです。

★昔の子どもたち

・母親は家庭
・周りは自然が豊富
・子どもだけで外遊びができる
・遊びの中でいろんな動きを経験し、体力がつく
・外遊びの中でコミュニケーション能力向上

★今の子どもたち

・親は共働き世帯
・車社会
・不審者の増加
・子どもだけで外遊びができない
・外遊びよりデジタルゲーム、室内遊び
・体力低下、運動不足
・一人遊びが多く、コミュニケーション能力低下

このような環境の子どもに、前述のようなイメージでスポーツをやらせようとすると上手くいきません。
すると、スポーツ=辛いもの、厳しいものという構図が出来上がり、さらにスポーツが嫌いになります。

実際、小学校の体育でみんなの前で恥ずかしい思いをしたり、部活動で理不尽なシゴキにあったりしてスポーツが嫌いになった保護者の方も多いのではないでしょうか?

○令和時代のスポーツの楽しみ方

そもそもみなさんはスポーツという言葉の語源をご存知ですか?

スポーツの語源は英語の「Sport」、その由来はラテン語の「deportare」(デポルターレ)という単語だとされています。

デポルターレとは、「運び去る、運搬する」の意。転じて、精神的な次元の移動・転換、やがて「義務からの気分転換、元気の回復」仕事や家事といった「日々の生活から離れる」気晴らしや遊び、楽しみ、休養といった要素を指します。

つまり、スポーツの本質は「気晴らしや遊び、楽しみ、休養」です。

人生を楽しく、健康的で生き生きとしたものにするために、自分ペースで楽しむもよし、より楽しむために勝利を追及するもよし、誰もが自由に身体を動かし、自由に観戦し、楽しめるものであるべきなのです。

○まとめ

スポーツは、「する」「みる」「ささえる」といろいろな形で、誰もが気軽に楽しめるものです。加えて、高い志や負荷がなくとも、ほんのちょっとした運動によって生活がより豊かになることが分かっています。空き時間を使ってのウォーキングや、家族との散歩など、簡単なことからで構いません。普段より少しだけ「身体を動かす」ことを意識してみるだけで、私たちの生活はより楽しく、充実したものになるはずです。

今、運動やスポーツの習い事をしている子どもさんもいると思いますが、強豪チームに入れてビシバシとやる必要はありません。その子のペースに合わせて楽しく続けていくもよし、強豪チームで勝利を目指すもよし、志向はそれぞれでいいのです。

ぜひともお子様に合わせた運動、スポーツの楽しみ方をご提案してくださいね(^^)

ハピネス・スポーツクラブKOTAでは、子どもの発達段階に合わせて楽しく様々な動きや運動・スポーツに取り組める内容になっています。

興味がある方は、ぜひ無料体験にお越しください!

無料体験のお申し込み・お問い合わせは公式LINEからお願いします!

公式LINEご登録はこちら!

関連記事一覧

PAGE TOP