以前もお伝えしましたが、愛知県の小学生の体力テストの結果は7年連続で全国最下位です。
では、体力が低いとどんなことが起こってしまうのでしょうか?
①ケガや病気のリスクが高まる
体力が低いと、運動がきらいになりがちです。
そうなると、体を動かす機会も大幅に減ります。
すると、少し走っただけで転んだり足をひねったりしてしまいます。
高学年ともなると、それで靭帯損傷や骨折などの大怪我につながる危険性も高くなります。
また、コロナのような感染症や風邪に対しての免疫力も低下しがちです。
体力が低下するとこのような病気や怪我のリスクが高まってしまいます。
②体力が低いと学力も低くなる
意外に思われる方もいるかも知れませんが、体力が低いと学力は低い傾向になります。
それは毎年、スポーツ庁が実施している「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」で明らかになっています。
実際に、私が担任していた子も体力があると姿勢がよく、授業の最後まで集中力がある事が多かったです。逆に体力がない子は姿勢が悪く、最後まで集中できていませんでした。
③不登校のリスクが高まる
一番意外かもしれませんが、最大の問題は不登校のリスクです。
小中学校の不登校生とは全国で約20万人と言われていますが、私も多くの不登校生徒を担当してきました。
その中でも、傾向として「運動がきらい・体力が低い」子が多かったのは間違いありません。
つまり、
運動がきらい、体力が低い
↓
体力が余ってゲーム・動画で夜ふかし
↓
登校を渋る、不登校
このようなパターンの子がとても多かったです。
体力低下は不登校を引き起こしてしまうリスクもあるんです。
以上の3つの事にならないためにも、体力は向上させなければいけません。
そして、体力は「走る」「跳ぶ」「投げる」という運動全般を伸ばさないと偏りが出て、それも怪我につながったりしてしまいます。
しかし、ハンドボールはその「走る」「跳ぶ」「投げる」のすべての運動要素が含まれているので、楽しみながらも体力を全体的に向上させることができるので、特に小学校低学年のお子様にオススメです!
短期ハンドボールクリニックはまだまだ募集中です。
夏休みダラダラしそう、体力を落ちそうと思われた方はぜひご参加ください!